■ 最近の若者、「根性ない」って本当?
「最近の若い子って、頭いいし、運動神経もいい。でも根性ないんよな〜」
そう言ってたのは、ある学校の先生。
たしかに今の子たちって、動画でスキルも学べるし、スポーツも勉強も“正しいやり方”がすぐ手に入る。
でも逆に、「泥臭くやりきる」「逃げずに耐え抜く」みたいな経験が少ないのかもしれない。
■ なぜ“根性”は鍛えられなくなったのか?
昔は、
- 上司に怒鳴られる
- 監督にぶん殴られる
- 失敗して晒し者にされる
みたいな、今じゃ考えられへん「昭和的修行」があった。
当然パワハラや暴力はNGやけど、ある意味「根性の筋トレ」にはなってた。
現代はその“負荷”が消えた。だから自分で鍛えるしかない。
でもそのやり方が、意外とみんな知らんのよ。
■ 昔の根性論=毒入りプロテイン?
昔のやり方は、“一部の人には効いた劇薬”。
例えるなら、
- 筋トレ初心者にいきなり「200kgスクワットやれ!」
→ できたやつは鬼強になる
→ でも普通は腰イカれる
つまり、「怒鳴られて根性ついた!」って言ってる人は、その地獄を生き抜いたレアケース。
大半は心折れてる。
■ じゃあ、現代でどうやって“根性”を鍛えるのか?
✅ ① 小さな挑戦を積む(筋トレ方式)
- 毎朝起きる
- 投稿を続ける
- ちょっとずつできることを増やす
→ “やればできる”の成功体験を積むことが根性になる
✅ ② 自分で“負荷”を設計する
- 期限を切る
- 宣言して逃げ道をなくす
- しんどい方をあえて選ぶ
→ 自分で自分を鍛える時代。「怒ってくれる上司」待ってる時代じゃない。
✅ ③ 感情を扱う力を持つ
- 「しんどい=成長中」と再定義する
- 「失敗=データが取れた」と言い換える
→ 根性って“感情に潰されずやりきる力”やから、感情マネジメントは現代の根性トレ。
■ 結論:「自分で根性を鍛える時代」に突入してる
かつての根性論は、言うなれば“昭和のパワハラ式ジム”。
今はそれが使えない分、自分で筋トレメニューを組まなあかん時代。
でも逆に言えば、
昔:やらされてた
今:選べる、だから“本物”になれる
パワハラはいらん。でも自分で火をつけて、耐えて、超えていけるやつが、今は一番強い。
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