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  • 東京に住んでいると、マーケティングの味がする。

    アメリカのCMを見ていると、確かに購買意欲を刺激される。けれど同時に、どこか「食あたり」を起こしそうな気分にもなる。
    たとえるなら、砂糖をこれでもかとまぶした甘ったるいお菓子。最初は魅力的に見えても、食べ終わる頃には胸やけしている。まさにアメリカのお菓子そのものだ。

    あれは資本主義が行ききった末路なのだろう。濃すぎる味付けのほうが、多くの人の欲望を直撃するからだ。僕自身も「やりすぎだな」と思いつつ、ほしくもないものを少しほしくなってしまう瞬間がある。

    一方、東京で感じるのはそれとは違う種類の味だ。アメリカほど派手ではないが、似たような空虚さをまとっている。
    大した価値のない商品が、ブランディングとマーケティングによって“ほしいもの”に仕立て上げられている。よく見れば中身は薄い。例えるなら、ただ塩を振っただけのサラダ。それなのに「これが最先端の料理です」と言わんばかりの顔で並んでいるのだ。

    アメリカは砂糖まみれの毒菓子。東京は塩しか振っていないサラダ。形は違えど、どちらも資本主義の極まった味わいだ。
    その味はどこか空虚で、東京の人々のさみしさを映し出しているようにも思える。

    それでも僕は、気づけばその味に引き寄せられてしまう。ほしくないものを、つい「ほしい」と錯覚してしまうのだ。だからこそ怖い。
    結局この街では、本質を見抜ける人間でないと、生きづらいのだと痛感する。

  • 「全部お前が作り上げた現実」

    1. うまくいかなかった理由を探すな

    • 「もっとモテたはず」
    • 「もっと稼げたはず」
    • 「もっと成功できたはず」

    そう思ったとき、まず浮かぶのは「上司が悪かった」「環境が悪かった」などの言い訳。
    でも冷静に考えてみろ、それを選んだのも耐えたのも逃げたのも、結局は全部お前自身だ。

    今のお前は「お前が作り上げた現実」でしかない。


    2. 自己責任の意味を履き違えるな

    ここでいう「自己責任」は、単に「当事者意識を持て」とか「頑張れ」って話じゃない。
    事実として、今のお前の現実はお前が作ったもの以外の何物でもないってこと。

    そして潜在意識では理解していたのに、見えないふりをしてきた結果が、いよいよ逃げられない形で目の前に現れているだけなんだ。


    3. 逃げることも時には正しい

    辛すぎる現実を直視せず、見ないようにして心を守るのは人間として自然なこと。
    そうやってバランスを取らないと精神は壊れる。

    でも「ただの逃避」は違う。
    逃げ続けた現実は、形を変えてもっと苦しい形で必ずお前に襲い掛かってくる。


    4. それでも戦うお前はかっこいい

    絶望するだろう。
    本当につらいと思う。
    また目を背けたくなるだろう。

    それでも逃げずに戦うお前は、誰よりもかっこいい。
    だからこそ――

    現実に目を向けよう。
    そして乗り越えよう。
    そこからしか始まらない。


    5. 逆転のチャンスは今

    全部お前が作った現実なら、これから先の未来もお前が作れる。
    逃げずに向き合えば、望む未来は引き寄せられる。

    つまり今日からでも遅くはない。
    現実を変える力は、もうすでにお前が持ってる。

  • 軸はなんだ

    多分、俺は「やりたいことが多すぎるタイプ」だ。

    …でも、気づいたら、全部が“渋滞”している。
    何から手をつけたらいいかわからなくなって、結局何も進まないことがある。

    だから、こういうときに立ち返るべき問いがある。
    「俺の軸って、なんなんだ?」

    いろいろ考えた結果、俺の軸はやっぱり「仕事」だ。
    わかりやすく言うと、社畜気質
    だけど、仕事が乗ってるときって、自然とメンタルも安定するし、
    全部にいい流れがくる。

    つまり、「仕事が整ってる状態」が、俺の土台なんだと思う。
    ここがブレたら全部がグラつく。
    逆にここを固めていれば、他の「やりたいこと」も前に進める。

    だから俺は、改めてこの軸を守る。
    そしてこの軸から、全部を押し出していく。

  • マーケティングやブランディングに“騙されるな”

    マーケティングやブランディングは、本来すばらしい力だ。

    いい商品、いいサービスがあるのに、なぜか知られていない。魅力がうまく伝わっていない。そんなときに必要なのが、この「伝える力」だと思う。だから、マーケやブランディングは本質的には“正義”だ。

    ただし——その力があるがゆえに、「中身がないもの」でも売れてしまうことがある。

    ネット業界、とくに情報商材や無形のサービス、そして“人”を売る業界ではこの傾向が顕著だ。差別化がしにくく、誰でも参入できる領域では、見た目や演出、肩書きや口コミ風のレビューがすべてを左右してしまう。

    この前、とあるブランディングが上手なサービスの無料相談を受けてみた。

    見せ方もコピーも、ものすごく洗練されていて期待感が高まった。だが、蓋を開けてみれば、実態は期待値を大きく下回るものだった。

    「見る目を持つ」って、ほんまに大事やなと痛感した。

    そして同時に、自分が今後サービスやコンテンツを提供していくとき、「伝える力」に頼りきるのではなく、ちゃんと“中身”も磨き続けなきゃいけないと改めて思った。

    マーケティングもブランディングも必要だ。むしろ、めちゃくちゃ大事。

    けれど、それに溺れた瞬間から、虚構の上に立ってしまう。

    だからこそ、
    「ちゃんと力があるものを、ちゃんと伝える」
    この順番を間違えないようにしたい。

  • 「男は恋するな、追われろ」

    男は、恋なんてしてたらダメだ。

    時代に合わないって?
    関係ない。俺たちは”男”なんだから。

    もちろん、人を好きになることはある。
    それは仕方ない。生きてたら誰かに惹かれることもあるさ。

    でもな、それでも――
    男は“追うな”。“追われろ”。

    憧れられる男になれ。
    「好きです」なんて、こちらから言うな。
    もし言ったとして、ダメならさっさと次にいけ。

    グダグダ引きずる暇があったら、仕事に命をかけろ。

    汗をかけ。結果を出せ。
    気づけばその背中に、女は勝手に惚れている。

    古臭い?上等だ。
    男なんて、もともとそういう生き物だ。

    戦って、勝って、憧れられて、ようやく愛される。
    それが男の幸せなんだよ。

    だから――とにかく戦え。
    恋なんて、後だ。

  • 全ては「整える」ところから始まる。

    最近、“サウナで整う”って言葉、めっちゃ流行ってる。
    たしかに気持ちいいし、リラックスできる。
    でも、ふと思う。

    「本当に整ってる?」

    例えば、
    前の日に深酒して、朝から頭ガンガンのままサウナに入って、
    「うわ〜整った〜」って言ってる人。

    ……いや、それ、ただのリセットボタン押してるだけやろ。
    「整える」って、もっと根本的な話じゃない?


    本当に整うっていうのは、

    • 早起きして
    • ちゃんとした食事を摂って
    • 軽くでも運動して
    • ドーパミンに振り回されず、
    • 日常そのものが“整ってる”状態のこと。

    サウナに逃げなくても、
    “普通の生活”で心も体も安定してる。
    それが、本当の「整う」だと思う。


    何事も、すべては“整える”ところから始まる。
    部屋も、体も、感情も、人間関係も、仕事も。

    まず、自分を整えよう。
    そこから、全部が変わっていく。

  • 「矢印は、いつも自分に向けろ。」

    ムカつく。他人に。
    ・なんであいつばっかり評価されてんの?
    ・あの人だけやたら厚遇されてない?
    ・こっちは必死にやってるのに、あいつは普通に生きてるだけで得してない?

    誰にでもあるそういう瞬間。

    ただ実は逆かもしれない。
    自分では「全然報われてない」って思ってても、他人から見たら「アイツは特別扱いされてるな」って見えてるかもしれない。
    人の感覚なんて主観のかたまり。
    そして、その主観に振り回されて、自分を見失っていく。

    でも、ハッキリしてることが一つある。
    **「変えられるのは、自分だけ」**だってこと。

    いくら周りにムカついても、
    いくら環境に文句言っても、
    いくら誰かのせいにしても、
    現実は1ミリも変わらない。

    だからこそ、
    矢印を自分に向けろ。

    自分の感情も、
    自分の行動も、
    自分の人生も。

    外じゃなく、自分の内側に目を向けて、
    「俺はどうしたい?」「どう変わりたい?」って問い直せ。

    最初から完璧なんて無理。
    少しずつでいい。
    でも、確実に自分を変えていけるのは、自分だけ。

    怒りはバネにできる。
    嫉妬はエネルギーに変えられる。
    他人にムカついた分、自分が強くなれるチャンスだ。

    今日も矢印は、自分に。

  • 本当に「考えてる」んだろうか?

    「もっと効率のいいやり方があるんじゃないか」
    「こんなことしても意味ないんじゃないか」
    そんな思いが頭の中をぐるぐる回る。
    誰かに言われた一言が、不意に蘇ってくる。

    ――今やってるこの作業、本当に意味あるのか?

    そう思った瞬間に、手が止まる。
    「一度立ち止まって、考えよう」
    たしかに、それが正しいときもある。

    でも、それって本当に“考えてる”のか?

    もしかしたら、ただの言い訳じゃないか。
    意味づけを後回しにして、動くことから逃げてるだけじゃないのか。
    本当は「サボり」を“思考”にすり替えてるだけじゃないのか。

    ときには、少し馬鹿になって手を動かすことも大事だ。
    結果なんて、すぐには出ない。
    遠回りに見えることが、一番の近道だったりする。

    まずは、手を動かそう。
    それが“本当に考えてる人間”の第一歩かもしれない。

  • 最後の最後は、気持ち。

    新しいことに挑戦するとき、
    俺たちは“正しいやり方”を探してしまう。
    成功者の本を読んだり、YouTubeでノウハウを漁ったりして、
    「うまくやる方法」をなぞろうとする。

    でもな、結局、最後にものを言うのは「気持ち」。
    やりきる覚悟。死んでも達成すると決める心。
    それだけなんだと思う。

    うまくいく人って、きれいに「1→2→3」と進んだように見える。
    でも実際は違う。現実はこう↓

    1 → 2 → 1 → 1 → 1.2 → 4 → 1 → ★ → 3 → △ → ?

    もう、わけがわからん。

    進んでるのかも進んでないのかもよくわからない。

    道を、とにかく這いつくばって前に進む。
    それでも、気持ちだけは折らずに進む。

    あとになって、成功した人が
    「戦略通りでした」とか言ってたりすることがあるが、
    それって結局後付け。

    実際は、傷だらけで、恥もかいて、泥水すすりながら進んでる。
    でも、それでもなお、「やりきる」って気持ちを持ち続けたやつが勝つ。

    その泥だらけの跡が、
    あとから見ると「成功のステップ」に見えるだけなんだと思う。

    だから、いま迷ってる暇があったら。
    うまくなんてやらなくていいしそもそもうまくなんてできる度量なんてないだろう?やろうと思わなくていい。やりきれ。気持ちでねじ伏せろ。やれ

  • 酒を飲んでも、散財しても、「整え直せる力」があれば勝ち

    良い習慣が身につくと、多少崩れてもすぐに戻ってこれる。
    たとえば筋トレ。たまにしかやらない人は、数日サボると「もうええか…」と続かなくなる。でも、習慣になってる人は違う。数日空いてしまっても「そろそろやらないと落ち着かん」と自然に戻ってくる。

    勉強でも副業でも、ちょっと面倒な仕事でも同じ。
    最初に整えるべきは、「仕組み」よりも「習慣」

    俺自身、数日酒に溺れて朝寝坊してしまうことがあっても、「整えよう」と思えばちゃんと整える意思がある。
    この「整え直す力」がある限り、ちょっと崩れたくらいでは終わらない。

    だから大事なのは、完璧にやり続けることじゃない。
    崩れても、戻れる状態をつくっておくこと。
    それが、何よりも強い。