人間、いつも調子がいいわけじゃない。
仕事がうまくいくときもあれば、まったく噛み合わない日もある。
気持ちが前を向いているときもあれば、布団から出たくない日もある。
調子がいいときは、全てがうまく回る。勢いに乗って新しい挑戦もできる。
「あれ?もしかして俺、無敵なんじゃね?」って思うくらい軽やかだ。
でも、当然ながら、そんな日がずっと続くわけじゃない。
本当に大事なのは――
**「調子が悪いときに、何をするか」**だと思う。
不調なときは、何もかもが面倒に感じる。
新しいことに取り組むなんて無理。
いつも当たり前のようにやってたルーティンですら、「今日はいいか」ってサボりたくなる。
だからこそ、普段から“積み重ねる仕組み”を作っておくことが大切になる。
たとえば、どんなに疲れてても、歯磨きってするはず。
それと同じで、「どんな状態でも自然とできる行動」にしてしまえばいい。
やる気や気分に頼らず、「これだけは毎日やる」と決めたことを、機械のようにやる。
それが、**“淡々と積み上げる力”**だ。
「やってやるぞ!」みたいな気合に頼るのは、一見かっこよく見えるけど、続かない。
むしろ、不調のときに効かない。
だから、調子が悪くても、淡々とやる。
感情が沈んでても、決めたことはやる。
それが、小さくても、確実に自分を前に進めてくれる。
いずれ、また調子が戻る日が来る。
そのとき、何もしてなかった自分と、地味に積み上げてきた自分とでは、大きな差がついてる。
勝負は、いいときじゃなく、悪いときに決まる。
だからこそ、今日も、歯磨きのように、積み重ねていこう。
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